代々伝わる大切なお仏壇、職人の技で美しくなります 大切に想いお参りして頂いているお仏壇、日々のお手入れでホコリを払ったり拭き掃除をされていても永い間お使いになると、お線香やろうそくの煙によるスス汚れ、金箔のくすみ、拭き掃除でついた水アカ、湿気や衝撃による部品の痛みなどが目立つようになります。これからも代々引き継がれていくお仏壇を、職人の技で綺麗に修復することができます。 修復前 修復後 修復工程 解体・洗浄 お預かりしたお仏壇はまず扉・障子・彫刻・飾り金具などを外し解体し、扉や彫刻の金箔部分の汚れを落とすために薬品を使用して洗浄を行います。洗浄のみで綺麗になる場合もあり、金箔を貼り直すことなく仕上げることも可能です。 木地の補修・新調 解体・洗浄後に打ち傷や凹み、汚れが目立つ部品は再塗装を施します。打ち傷や凹みはパテを使用し穴を埋めます。欠けている部分は木で補修しますが、修復が困難、部品が紛失している場合などは新たに木地を新調します。 下地塗装・研磨 木地の補修・新調を行った部品は下地塗装を繰り返し行った後、研磨を行います。上塗りの仕上がりはこの作業が重要になりますので丁寧に研磨します。洗浄だけでは綺麗にならず艶がない部品なども研磨して上塗りをします。 上塗り塗装 スプレーガンでカシュー塗料やウレタン塗料を吹付けしていきます。唐木仏壇はクリアー塗装を施すことにより艶が蘇ります。塗装後はしっかりと乾燥させることで美しく強い塗膜が形成されます。 金箔押し・金具打ち 塗装後の扉や彫刻に金箔を押し、飾り金具を取り付けます。金具も洗浄後に汚れが目立つ部品は金色に塗装し直し取り付けます。 組み立て・仕上げ 金箔押し、金具打ちが行われた部品を組み立てていきます。解体前の写真を確認しながら、解体前より美しくなるよう丁寧に仕上げます。修復完了後、梱包しお客様にお届けいたします。 仏像や仏具の修復も承ります 仏像や、寺院用仏具なども修復を手掛けております。